組合員
組合員
法人・団体会員
一般社団法人豊前小倉織研究会
代表 大和恵子
青木陽子、喜洲朋子、本村由香、野代和子、花田眞理子、
平山路子、米津恭子
1995年豊前小倉織研究会は誕生しました。
江戸から大正にかけて、袴や帯として全国で愛用された小倉織ですがその歴史は、綿織物が日本で織られ始めた江戸の初期まで遡ることができます。
研究会では、古文書と現物史料の調査を重ね、古文書の中の「もろより(双糸)の木綿糸にて島をおる・・・」という表現を、永青文庫の「利休尻ふくらの箱を結ぶ真田紐」徳川ミュージアムの「縞小倉羽織狂言用」という現物史料で確認することができました。
研究会では、日本古来の綿(和綿)を北九州周辺で栽培し、糸車で紡いで、2本合わせて双糸にし、藍や草木で染めて、手機で織っています。織り上がった「手紡双糸小倉織」は、砧打ちをすることで滑らかな存在感のある帯に仕上がります。
わたしたちは、伝統的な小倉織の特徴を大切にしながら、現代に通用する小倉織制作を目指しています。また、講演会やワークショップを開いて、多くの方々に小倉織を伝える伝承活動にも力を入れています。このような活動の中で、2017年に地域の伝統文化小倉織の伝承を担う小倉織伝承会も誕生しています。
株式会社小倉縞縞
染織家 築城則子氏がデザイン監修。伝統ある小倉織の丈夫で美しいたて縞という特徴を活かし、新しい時代の小倉織として機械織によって2007年に誕生。
風呂敷で2010年度「グッドデザイン賞」受賞。フランス・パリ「メゾン・エ・オブジェ」など海外の見本市にも度々出品。プロダクトだけでなく、アパレルメーカーに生地が用いられ、インテリアでは、2015年、台湾台北マリオットホテルの壁面に使われるなど、幅広く展開しています。また、近年では、ストライプを活かした布地以外のデザインも手がけ、日本から世界へ向けて“KOKURA STRIPES”を発信中。
経済産業省による2020年JAPANブランド育成支援事業に採択され、世界に向けて新たな挑戦を始めています。
個人会員
磯部薫
Kaori Isobe
Keita Uchiyama
遠藤聡子
Satoko Endo
小野亜由美
2003 築城則子氏主宰の遊生染織工房にて学ぶ
2008 遊生染織工房を卒業 独立し制作を始める
2010 第45回西部伝統工芸展 初出品初入選
この年より同展へ出品を始める
2015 第49回日本伝統工芸染織展 初出品初入選
この年より同展へ出品を始める
第62回日本伝統工芸展 初入選
この年より同展へ出品を始める
2019 第53回日本伝統工芸染織展 入選
第54回西部伝統工芸展 入選
第66回日本伝統工芸展 入選
日本工芸会正会員
Ayumi Ono
金﨑浩子
子供の頃より色や絵に興味・関心を持ち、成長と共に布が好きになる。20代の頃小倉織復元の新聞記事をみて、地元に伝統的織物がある事を知る。2009年より福岡市・八女・京都に通い染織を学ぶ。2010年に(一社)豊前小倉織研究会に入会し、小倉織の伝承や創作を行う。2015年より(福)桑の実会桑の実工房で、小倉織の指導や支援を行う。2020年1月に研究会を退会。帯と着物の創作を行っている。
糸を紡ぐ時、できていく糸の美しさと力強さに魅せられ、布に表現したいと試行錯誤を続けている。糸を紡ぎ布を織った地元の先人達に思いを馳せながら、紡ぎ染め織っている。技術が進歩し素晴らしい布が溢れている現代に、手紡ぎ・自然染め・手織りの良さも知ってもらいたい・伝えていきたいと思う。
Hiroko Kanezaki
佐藤京子
Kyoko Sato
Noriko Tsuiki